健康と幸福と成功の3つに関わる10の悪い習慣と良い習慣

普段生活している中で、気づかぬうちにやってしまっている悪い癖と言われているのはおそらく皆あるだろう。しかし、これから紹介する10の悪習は「健康・幸福・成功」の3つを妨げる、もしくは逆に向上させるといわれている。もし当てはまるものがあれば、改善することで何か人生が変わるかもしれない。

そして実は良い習慣だったという癖もある。治そうと思っている人は実は直さなくて良いこともあるので一度ご覧頂きたい。

 

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1.散らかった部屋での作業や仕事

 片付いていない部屋で何かをするというのは何かと効率が悪くなる。しかしそれ以外にも創造力が低下するということもわかっているようだ。

これはアメリカのノースウェスタン大学の研究で証明されていることである。実験内容の1つとして、散らかった部屋と対照的な綺麗に整頓された部屋の2つで実験した結果、綺麗に整頓された部屋で描いた絵の方が創造力のある絵が書ける。さらに、いくつかのパズルのテストをしたところ、これもまた綺麗に整頓された部屋の方が早く解読できたという結果となっている。

 

部屋は常に綺麗に保っていたほうが良いだろう。

 

2.たまには可愛い動物の動画などを見ておく

Youtubeなどでかわいい動物の動画などを検索し、見ていたことはないだろうか。中にはそんなことをするのは時間の無駄だと考える人もいるだろう。

しかし2012年広島大学の研究で幼い動物やかわいい写真などを見た後は細か作業などにも集中しやすくなり、効率や成果も上がるということが証明している。

なので仕事前などにこういった動画を見るのは悪いことではなく、逆に効率や集中力を高めるために見たほうが良いかもしれない。

 

3.爪を噛む癖は免疫力の低下につながる

爪を噛む癖がある人は多いだろう。極度な深爪状態にまでなっている人も見る。この癖をやめなければならない理由は2つあり、1つ目は爪を噛むことで鋭くなってしまい、何かを傷つけてしまうことがあるからだ。そして2つ目は細菌の問題だ。考えてみればわかるが細菌をそのまま口に入れてしまうということも考えられる。

今すぐこの癖は治したほうが良いだろう。

 

4.良いうわさ話は緊張や不安を削減する

他人のことについて話をするというのは世界中の皆がしていることだ。ブラウン大学の研究者では人間は20分間、芸能人や歌手、友人などの良いうわさ話をするだけで、最大4時間不安や緊張状態を削減してくれるという結果が出ている。

しかもうわさ話が好き嫌いなど人格関係なく調査したところ約96%の人が緊張状態から開放されていることがわかった。批判のうわさ話より楽しい盛り上がるうわさ話をすると更なる効果も期待できそうだ。

 

5.大声や表現はストレスを軽減する

日本では大きな声を出すと周りの目が気になったりすることがしばしばある。しかし実は大きな声というのはストレスを開放してくれるという結果が出ている。

スウェーデンの科学者が研究したところ、職場で不当な扱いを受けて怒りを持つ従業員で、怒りを表現を出来ない従業員は、怒りを表現できる従業員に比べて心臓発作が起こるリスクが約2倍であるという研究結果が出たそうだ。

イギリスのイースト・アングリア大学でもレストランの従業員での調査で表現がうまく出来るとストレスやフラストレーションへの対処の助けになるという結果となったそうだ。

 

6.朝寝坊は心臓と体には良いことである

これまでは、早寝早起きが健康にも良いと言われてきた。

が、実は近年の研究では早起き過ぎると動脈硬化や心臓発作、脳卒中、高血圧、肥満などに影響するという結果に至ったそうだ。これは日本内分泌学会での調査でわかったことで、人間の睡眠時間が同じだったとしても、睡眠をとる時間帯が違うだけで健康へのリスクがまるで違うという結果となっている。

さらにスタンフォード大学の研究でも、最も体を元気に回復してくれる時間というのが午前2時から午前6時30分の間だということまでわかっている。

 

7.「そわそわ」は実は集中力を高める

そわそわするということは落ち着きが無いように見られる。貧乏揺すりなども同じことが言えるだろう。しかし実はこの行為は脳の集中力を高めることがわかっている。脳に多くの酸素を送り、自ら刺激しようとしているということになる。これは肉体的にも精神的にも警戒心や集中力などの向上に繋がるとされている。

さらに研究ではこういったそわそわする行為によって様々な作業のパフォーマンスまで向上したそうだ。

 

8.物を投げたりする行為はストレスを開放する

人によっては怒りの表現として、物を投げたり壁を殴ったりすることがある。これらは一般的に悪いことだとされているが、これもストレスからの開放に大いに役立っていることだということが、カーネギーメロン大学の研究でわかっている。

怒りのストレスから解放する方法としては最も簡単で素早くできるものだとされている。これを抑えこんでしまってはストレスがたまり、体には良くないということになる。その他の方法でストレスを開放することもできるが、とにかくいますぐ開放したいという場合にこういった物にあたる、ということになるわけだが、今すぐに当ることが出来る物、例えば枕など、何かを用意しておくというのはかなり良いことだそうだ。

 

9.ソーシャルメディアはあなたの目標ややる気を向上させる

現代ではスマートフォンなどでソーシャルメディアサイトをチェックするという悪いとも言われている癖が存在する。しかしソーシャルメディアをチェックするということは悪いことばかりではない。

研究ではこのソーシャルメディアで他人の情報を見ることで自分の目標へ向かって頑張ることが出来る気力につながったり、素早く人を助けることだってできるようになるというメリットもある。

成長や目標を持っている人は是非TwitterやFacebookをすべきだろう。

 

10.妄想癖は問題解決に繋がる

妄想癖は、ほとんどの人が無意識の状態で妄想しているので、気づけばボーっとしていたりすることもある。そこで注意をうけることもしばしばあるわけだが、この妄想というのは何か問題が起こった時などに非常に役立つことがあるとされている。

ブリティッシュ・コロンビア大学の科学者たちは人間の脳をスキャンし、研究してみると妄想が強く、ボーっとしてしまう人も無意識のうちにしてしまっているのでどうすることもできないが、日々の生活で色んなシチュエーションも妄想することができるので、不意に起きた問題に対し救世主となる可能性があるとされている。