ウォンバットは、元々はオーストラリア生息している4本足の有袋類(ゆうたいるい)である。ずんぐりとした少し短い足と尻尾を持ち、哺乳類でもあることで知られている。
オーストラリアにあるバララット野生動物公園ではウォンバットの中でも最も長寿であるウォンバットの「パトリック」が大人気だそうだ。
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ウォンバットはカピバラのような大きなげっ歯類のようにみえるかもしれないが有袋類である。
有袋類であるということはつまり小さな赤ちゃんは自分の袋に入れて移動するということである
しかしウォンバットはカンガルーなどの有袋類とは違い、背中側に袋が付いている。
ポケットが後ろに付いている理由はウォンバットは穴を掘る習性があるため、赤ちゃんを守るには後ろについていなければならないからだ。
ウォンバットは良い環境で飼育されても平均20歳までしか生きることが出来ないが、パトリックは現在27歳という長寿。
パトリックはウォンバットの王様である。
理由は簡単で、彼は大きくて賢く、それだけでなくあまりにもかわいいからだという。
彼の母親は車に引かれて亡くなってしまったそう。しかし、袋の中にはなんと赤ちゃんのウォンバットがいた。その赤ちゃんウォンバットがこのパトリックだったそうだ。
すぐにリハビリセンターに連れて行かれ、その日からずっと人間の手によって飼育されるようになり、今では人間が大好きなウォンバットになったそう。